· 

1月 守られて・まもられて

1月の主題 守られて(3歳以上児)/ まもられて(3歳未満児)
1月の聖句 求めなさい、そうすれば与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。門をたた
きなさい。そうすれば開かれる。(マタイによる福音書7章7節)
1月の讃美歌 まもり(3歳以上児)/ ひかりのこらしくあるきなさい(3歳未満児)

守られて・まもられて

 2018年明けましておめでとうございます。周りの山々はすっかり雪の綿帽子を被りました。そんな寒さの中でも 12 月と 1 月ではなんとあたりの景色が異なることでしょう。1 月は普段の日常とは違うお正月を子ども達はそれぞれのご家庭でどのように過ごしたのでしょうか。子ども達が良い経験を沢山し、とびっきりの幸せな1年を迎えられるようお祈りいたします。

 クリスマスの大きな山を乗り越えた子ども達。その余韻や繰り返しを楽しみながらゆったりと新しい学期のスタートを始めたいと思います。大きな行事を終えた子ども達の内在する力は、毎日の遊び方までにも変化を見せています。じっくりと時を惜しむように遊びに集中する姿があちらこちらで見られるようになります。嬉しいことです。これは一重に支えている・見守っている、喜んでくれる、ありのままの自分を肯定してくれる大人が傍にいることで、苦しいけど頑張る、我慢するという心のばねがしっかり作動する原動力になるのです。心のばねが揺るぎ無いと安心して他者を愛する力が自然と育まれます。クリスマスにお生まれになったイエス様は、私達と共に歩んでくださる愛のお方です。神様の愛の光の中で守られて、保育者も子ども達の共に歩む生活が新たな思いでスタートできればと願っています。又、クリスマスの自信を様々な方向にステップアップできるよう保育を進めて行きたいと思います。

ハレルヤ通信 1月号

 新年明けましておめでとうございます。新しい 1 年が平和な年でありますよう願っています。子ども達一人ひとりの成長の輝きにこみ上げる涙を堪えたり、愛らしい演技には思わず笑みが毀れたりと様々な感動のプレゼントを頂いたひと時でした。
 先日カナの会の役員会の折に、役員の方々から保護者の皆様の御意見を聞かせ頂く機会がありました。こども園側の不手際もあるのですが、知って頂くことでお互いが理解し合えることも多かったかと考え幾つか紹介させていただきます。1 つ目は演技する時、身につける衣装についてです。学年によってお知らせのお手紙が遅く大変苦労をしたので、1 ケ月位前にお手紙をいただけないかと言うものでした。全員に準備が必要なお知らせは土、日曜日を入れるを原則にしているのですが、ページェント以外の演目は、保育の中で子ども達の興味関心を見ながら決定し、年齢が高ければ高いほど子ども達と話し合い意見を取り入れながら台本作りをしていくので、衣装の決定は 1 週間前にどうしてもなってしまいます。もっと早く始めればと言うお考えもあおりでしょうが、完全に仕上げて何日も子ども達の気持ちを持続させることは困難です。見せるための練習ではなく、保育者は子ども達の気持ちを高めていく遊びの積み重ねの過程を大切に考え保育しています。又子ども達の気持ちが最高潮の時が当日になるよう考え保育を進めていることを御理解ください。2 つ目は祝会終了後の小学校でのトイレ使用不可についてです。クリスマス当日は小学校でも行事が入っていましたが、クリスマスのために午後に移動してくださった関係で 12 時半には会場を撤収しなければなりませんでした。終了してからトイレの清掃をしていたのでは時間までに撤収することができないため、未満児の職員で早めにトイレ清掃をしていました。不自由をお掛け致しましたことお詫びいたします。3 つ目は小学校の舞台が低いため、椅子を使用すると逆に見えないのではと言う御意見でした。足の不自由な方の為に周りや後方に配置する方法もあると思いました。感謝の時でした。皆様も御意見のある方は直接お話ください。直接話し合うメリットはきちんと伝わり分かり合えるということです。今年も皆様にとって最良の年であります様お祈りいたします。

園長 白石由紀子