「神は愛です。」
ヨハネの手紙Ⅰ 4章16節
共愛学園こども園の新しい年がまた始まろうとしています。新入園児のいるご家庭では、こども園での生活に慣れるまでまだ少し時間が必要かもしれませんね。こどもたちは、毎月聖書の言葉を覚えながら日々を過ごします。それは、こども園では、こどもたちが成長していく中で、しっかりとそれぞれの心の礎となって欲しいと願っている言葉ばかりです。「神は愛です。」という聖書の言葉は、すこし理解しづらいかも知れません。最初に聖書が日本に紹介された時、(まだ明治より前の話です)、この「愛」という言葉が日本人の日常生活の中にはありませんでした。そこで当時の人々は、この愛を「大切」と訳しました。「神は大切です。」つまり私たち一人一人を大切にしてくださる方ということです。
小さな胸に、こどもたちが大切にされていると感じ、安心して元気に楽しくこども園での生活を送ってくれることを、こども園教職員一同、心より願っています。
(共愛学園こども園宗教主任 荒谷 出)