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1月 取り組む・いっしょに

1月の主題  取り組む:3歳以上児  いっしょに:3歳未満児

1月の聖句  イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人に愛された。

        ルカによる福音書 2章52節

1月の讃美歌 全園児:「ナザレのお家

        3歳以上児「イエスさまのため」、3歳未満児「こころをあわせ」


1月 取り組む・いっしょに

 

2020年の新しい年が始まりました。どちらのご家庭でもご家族お揃いでゆったりとした時を過ごされたり、楽しいことやお出かけすることも多かったのではないでしょうか。そして子ども達は皆様と一緒にお正月ならではの遊びもたくさん経験したのではないでしょうか。休み中も、神様に守られて過せたこと、感謝です。年長児にとっては園生活最後の学期を迎え、その他の各学年も進級の季節を迎えます。安定した気持ちで一人ひとり、充実した園生活が過せるよう願っています。新しい年も神様の恵みが豊かでありますようお祈りいたします。

未満児は様々な家庭でのいつもと違う正月の体験を子ども達の片言から察したり、保護者の皆様から教えて頂いたりしながら、一人ひとりの分かってもらいたいという思いに寄り添い、その一瞬一瞬を共にすることを大切に保育したいと思います。また寒い時です。それぞれの健康に留意しながら保育者の適切な言葉添えで、神様や保育者や友達と「いっしょ」の生活や遊びが深まるように願っています。以上児は、クリスマスでの経験が一人ひとりの成長や大きな自信となっていることでしょう。その大きくなった力を継続し、充実させ様々なことに主体的に「取り組む」ことが出来るよう、たっぷりな時間・想像や探求の心を働かせることのできる空間や素材・自然、そして面白いを分かち合える仲間と夢中にになって遊ぶ環境を整えていきたいと思います。子育ても保育もその成長は人間関係によっ育てられ、深められていくのです。大切にしたいですね。

ハレルヤ通信1月号

 

新年明けましておめでとうございます。新しい年が神様の愛に満たされた年であります様に、皆様方の健康が守られ、子ども達一人ひとりの健やかな成長が守られますようにお祈りしています。

 2020年こども園の新しい年が始まりました。クリスマスには未満児さんも含め、それぞれの学年がイエス様のご降誕をお祝いして、それぞれの学年がその年齢にふさわしい捧げ物を捧げる時が守られ感謝でした。特に最終学年のページェントは圧巻でしたね。

 さてページェントは今から2,000年前、預言者の予言どおりユダヤの民の救い主としてお生まれになったイエス様のご降誕の出来事を伝える降誕劇です。それぞれの場面にメッセージがあります。ページェントで演じられた3人の博士の場面は、同じ日の出来事のように演じておりますが、イエス様が降誕され羊飼いが礼拝した日から12日後の出来事です。博士がイエス様を礼拝した日は顕現日(公現日)と言って16日とされています。顕現日はイエス様が異邦人に初めて会われた日で救い主はユダヤの民としてだけでなく人類全ての人を救うために誕生されたという大切な意味を持っています。教会では、顕現日までをクリスマスとして守っています。

沢山の愛を与えられている私達ですが、神様の愛にどのように応えていったらよいのでしょうか。聖書にはでてこないもう1人博士(アルタバン)のお話があります。イエス様に礼拝してカスパルは「黄金」、メルキオルは「乳香」、バルタザルは「没薬」を捧げました。家財を投げ打って捧げ物を準備して道を急ぐアルタバンの前に傷ついた男性が・・・。アルタバンはこのようなに捧げ物として準備したサファイヤ、ルビー、真珠を旅の途中に出会った人々を救うために失っていくのです。33年間イエス様を尋ね続け、イエス様にお会いする寸前に最後の宝物をも失い命絶えるのですが、その時です。「いと小さき者の一人にしたのは、すなわち私にしたのである。」とのみ言葉が聞こえたのです。アルタバンの顔が輝き微笑みに包まれました。私達は完全ではありませんが、「アルタバン物語」が示すように、今私達のできることを精一杯用い、周りの皆と共に生きる為に他者に寄り添い使える人として成長していきたいなと思いました。            

 園長 白石由紀子