今月の聖句 6月
「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。」
ルカによる福音書12章27節
私たちはいろいろなことで思いわずらい、悩みます。過ぎたことを悔やみ、これからのことをあれこれ心配します。イエスさまは、そのような私たちに語りかけてくださり、励ましてくださいます。「空の鳥を見てごらんなさい、野原の花を見てごらんなさい」、と私たちの視点を、違うところに向けさせてくださるのです。私たちは、自分で自分の命と身体を養わなければならないと思い、「何を食べようか、何を着ようか」と日々思い悩んでいます。そのような私たちに、聖書は「空の鳥も野原の花も、神さまが養い装ってくださっている。だから、私たちの命も身体も神さまが養い装ってくださることに気づきなさい」と語っておられるようです。私たちに命と身体を養い装う食べ物や衣服が必要なことを神さまは充分にご存知であり、神さまは私たちを愛し、必要なときに必要なものを与えて下さるのです。だから神さまの愛を信じて、自分の命と身体を神さまに委ねて安心して生きるよう、私たち一人ひとりを招いてくださっています。
日々の忙しさから、ふと一輪の花に目を留めてみると、そこには神さまが造られた世界があり、神さまが養い、装ってくださっていることに気づかされます。
群馬県在住の星野富弘さんの素敵な詩があります。
「たくさんありすぎて ひとつを選べない
いちばん大切なものが わからない
けれど 今 私にできることは ただひとつ」
そうです。子どもたちは、いつも「今」を生きています。
子どもたちのその姿勢に見習いたいですね。
園長室のテーブルに置かれている花も精一杯「今」を生きています。
神さまは私たちに「わたしが与えた今という時を、精一杯生きなさい」と呼びかけておられます。
園長 押川幸男
阿久澤美津枝 (金曜日, 04 6月 2021 17:24)
綺麗に咲いてますね、癒されますね❗️子供達もお花の様に成長してるんですね毎日毎日