8月「憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。」

 今月の聖句は、有名なガリラヤ湖畔でのイエスさまの山上の説教の一部です。今から10数年前に、イスラエルを訪ねる機会がありました。祝福の丘には、「垂訓教会」があり、その教会の側に立つと、イエスさまのみことばが群衆の一人としての自分自身に響き渡る思いがしました。日本語訳では、その臨場感が伝わりにくいですが、ギリシャ語原文では、「幸いだ！憐れみ深い人々は」となります。イエスさまは私たち一人ひとりに向かって、まず「あなたがたは、幸いだ」と宣言してくださっています。私たちの存在そのものを祝福してくださっているのです。

共愛学園こども園の子どもたち一人ひとりもイエスさまが祝福してくださっています。もちろん、この子どもたちに関わる教職員や保護者の方々一人ひとりにもイエスさまの「あなたがたは幸いだ！」と祝福のことばが注がれているのです。

子どもたち一人ひとりが、イエスさまの祝福のことばによって互いに許し合い、互いに愛し合い、心身共に健やかに成長されますよう、お祈りいたします。

園長　押川幸男　　

ガリラヤ湖畔の垂訓教会