今月の聖句 8月
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
どんなことにも感謝しなさい。
テサロニケの信徒への手紙①5章16~18節
喜び、祈り、感謝
今月の聖句は、パウロからテサロニケ教会の人々に対しての手紙ですが、同時に現代の私たちに対して差し出された手紙でもあります。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」とすべて命令文です。ですから、この命令文の背後には、テサロニケ教会の人たちの中に、何かがつまづきとなって、「喜べない、祈れない、感謝しない」人たちが多くいたことが想像できます。
他方この箇所は、「あなたがたは喜んでいる」「あなたがたは祈っている」「あなたがたは感謝している」とも訳せます。すなわち、神さまによってすでに私たちが置かれている状態への招きとも取れるのです。確かに「喜んでいなさい」「祈りなさい」「感謝しなさい」これらの「喜び、祈り、感謝」こそ、神さまが私たちに望んでおられることでもあります。
神さまはひとり子をこの世に差し出すほどに、この世を愛されたお方ですから、神さまの思いは私たちを喜びと祈りと感謝に招き入れて、豊かな人生へと導いてくださるのです。
共愛学園こども園の子どもたちも、「喜び、祈り、感謝」溢れる人生を歩んで欲しい、と神さまは願っておられます。神さまの思いとご配慮に気づかされて、素敵な人生を過ごして欲しいと教職員一同願っています。
園長 押川幸男
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