今月の聖句 7月
「主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください」
詩編5篇4節
この詩編の作者は、「朝ごとに」すなわち毎朝、神さまに訴えています。神さまに助けを求め、叫んでいるという状況が、この詩編全体からわかります。毎朝神さまを「仰ぎ望み」「訴え出る」ことで、「背きに背きを重ねる反逆の者」たちの悪事に苦しめられている「わたし」を守ってください、と神さまに訴えています。
「来る朝ごとに」(210番)という讃美歌があります。
「来る朝ごとに 朝日とともに、神の光を 心に受けて、みいつくしみをあらたにさとる」
私たちが朝ごとにすべきことは、神さまの光を心に受けて、神さまの恵みに新たに気づき、その日1日の歩みが守られることを神さまに祈り求めることではないでしょうか。神さまは毎朝、私たちに新しいいのちを与え、祝福してくださっています。
共愛学園こども園の子どもたちにも、神さまが毎朝一人ひとりに新しいいのちを与え、祝福してくださっています。なぜなら神さまは、みんなのことが大好きでとても大切なんだと思ってくださっているからです。子どもたちが神さまの大きな愛と祝福に包まれて、自分を大切に思ってくれるお方がいるんだということに気づき、朝ごとに神さまの恵みに感謝する心をもってこれからの人生を歩んで欲しいと切に願っています。
(園長 押川幸男)
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