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7月「隣人を自分のように愛しなさい」

今月の聖句 7月

「隣人を自分のように愛しなさい」

マルコによる福音書12章31節


今年は例年より約2週間も遅れましたが、6月の下旬に梅雨入りとなりました。楽しみにしていたプール開きとほぼ同時の梅雨入りで、プール遊びができず残念な日もありましたが、梅雨の合間の暑い日にはこどもたちの元気いっぱいな声が園中に響いています。9月のプールじまいの日まで安全で思い出に残る楽しい体験ができるようにと願っています。

 

今月の聖句は、「隣人を自分のように愛しなさい」(マルコによる福音書12章31節)という言葉です。これは、イエスが律法学者にあらゆる掟の中でどれが一番かと尋ねられて、第二の掟として答えたものです。 

 

この聖句は、私たちに隣人愛を思い出させてくれます。隣人とは、私たちが日常生活で出会う人々、特に困っている人や助けが必要な人たちのことを指します。キリストは、隣人を愛することを命じられました。それは、他の人たちを自分と同じように大切にし、思いやりを持って接することです。

しかし、このように言葉で言うのは容易なのですが、実際に困っている人と直面した時に私たちは、その人を自分の事のように大切に考えて行動できるでしょうか。大人にとっては難しいのですが、こどもたちはどうでしょうか。先日のプール開きで、大プールを歩いて渡るときに、怖がっている子の手をとって歩いている子がいました。確かにその自然な優しい行動に、私は隣人愛の姿を見たような気がしました。

 

この教えを身につけることで、共に過ごす時間がより豊かで意味のあるものとなることを願っています。7月もどうぞよろしくお願いいたします。

心からの感謝をこめて。

 

共愛学園こども園 園長 天川 正


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