今月の聖句 2月
「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」
ヨハネによる福音書 15章12節
共愛学園の名称のもととなっているヨハネによる福音書の有名な聖句が今月の聖句です。
共愛学園中高の毎朝の礼拝や聖書の時間でも繰り返し引用され、卒業生たちには非常に慣れ親しんだ聖句です。共に愛するという名のもとに教育を目指す共愛学園ですが、大事なのは「わたしがあなたがたを愛したように」という部分でもあると思います。
いつ自分が愛された?と、不思議に感じる方も多いのではないでしょうか。
聖書のメッセージの一番の根幹は、「あなたは神様から命を与えられ、そして価値ある存在として大切にされている。あなたの存在は神様の目に価値あるものとしてうつっている」という知らせだと思います。聖書の一番最初の創世記という書物に、天地創造の物語が記されています。この世界を神様が作り、そして一つ一つのものが出来ていくなかで神様はそれぞれがとても良いと語られたという物語です。そして最後に人間を作り、そして初めて世界に登場した人間(アダム)を見て、「とても良い」と言われたと伝える物語は、まさに神様が私たち一人一人に命を与え、そしてそれを価値あるものとして喜ばれたことを伝えているのです。
クリスマスの物語も、誰にも価値を認められないような貧しい若い夫婦のもとに、もっとも貧しい中で生まれた力もない幼子にも、神さまは価値を見出しているというメッセージであると言えます。だから・・・、あなたにも価値があるのです。
そして互いにそのように神様に愛される大切な存在だということに気付きなさいということだと思います。こども園に集う子どもたちが、日々大切にされていることを感じ、そして同じようにお友達(他者)に対しての優しい心を育てていけることを共愛学園は願っています。そしてそのことがそれぞれのご家庭においても、親行の根幹に根付くことを心から願って止みません。
こども園宗教主任 荒谷 出

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